「近江牛」
滋賀県が誇る日本三大和牛の1つです。
和牛の極みともいえる近江牛の代表として
このたび、5年に一度の和牛の祭典「第11回全国和牛能力共進会」に
大中町の田井中さんの牛が出品されるコトに決まりました!
全国のブランド牛が5年に一度、一堂に集まり、
和牛日本を決定する「全国和牛能力共進会」(http://www.zenkyo-miyagi.com/)
ここで優秀な成績を収めることが、
和牛ブランドの市場価値を高めることにつながるため、
全国の和牛関係者にとっては重要とされる大会なんだそうです。
日本のブランド牛の頂点を決めるこの大会に
滋賀県から出品されることが決まった代表牛は
東近江市大中町の田井中 龍史さんの牛「紀幸」 号と、
近江八幡市の樋廻 哲也さんの牛「統治」 号です。
6月13日に滋賀県予選が行われ、
出場した8頭の中からこの2頭が代表に選ばれました。
このうち田井中龍史さんは3回連続3回目の出場。
高校から社会人までラグビー一筋だったという田井中さんは、
サラリーマン生活の合間に家業である牛の飼育を手伝ううち
この仕事に興味がわき、実家へ戻りました。
そんな田井中さんの育てる牛は
さしが入っているのにあっさりしていて、甘みがあり、バランスがよく、
一頭から取れる肉の捨てる部分が少ないのも特徴だということです。
田井中さん牛は血統も大事といい、今回出品される「紀幸」も
この大会のために良い血統同士で交配させたものなんだそうです。
これまでで「一番いい牛」と自信をのぞかせる田井中さん。
「近江牛ここにあり!」と全国に示したいと話しておられました。
選ばれた牛は、9月7日~9月11日に宮城県で開催される
「第11回全国和牛能力共進会」肉牛の部に出場します。
なお田井中さんの近江牛は県内を中心に流通しているので、
気になる人はお肉屋さんで「田井中さんのお肉ありますか?」と
たずねてみてください。運がよければ出会えるかもしれません。
現在のブランド牛は最長飼育地の名前となっていますが
田井中さんは将来的に、この地で生まれ育った
生粋の近江牛を繁殖させていきたいということです。
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