幻の銘酒「百済寺樽(ひゃくさいじたる)」復活プロジェクト
愛東地区地域おこし協力隊 比嘉さんは現在、
東近江市百済寺町に拠点を置き、地域資源を生かした事業をするための活動を続けています。
比嘉隊員が住む百済寺町には近江最古の寺院「百済寺」があります。
百済寺は織田信長に全焼されるまでお酒(僧坊酒)をつくっており、
「百済寺樽」の銘柄で室町幕府に献上されるほど名高い銘酒だったと文献に記されています。
このたび比嘉隊員がプロジェクトリーダーとなり、
百済寺町民、百済寺、喜多酒造と手を取り合って、
444年ぶりに歴史的銘酒の復活をめざすプロジェクトを開始しました。
同時に50人限定で「百済寺樽」復活オーナーも募集しており、酒米づくりから酒造りに携わっていただきます。
【オーナーについて】
募集期限 4月29日(日)まで ※ただし定員になり次第終了
開催日 5月から1月の間に4回 ※1回目は5月6日(土)/予備日5月7日(日)
開催場所 東近江市百済寺町
参加費 一人 30,000円
問い合わせ 愛東地区地域おこし協力隊 比嘉愛夏 隊員
TEL:080-4232-8533
Mail:aya8533agmail.com
主催者からのコメント
都市部から移住した私がはじめて百済寺を訪れたとき、鮮烈な感動を覚えました。
・・・どこを切り取っても美しく、様々な樹々や草花、歴史ある石垣、
流れる清流、青々とした苔、そして野生動物の優雅な様。
高台からは琵琶湖が一望でき、思わず目を閉じて歴史に思いを馳せてみる。
百済寺は命の力強さを感じることのできるパワースポットと感じました。
また、後々の四季の自然が織りなす風景が映画のロケ地としても選ばれる美しいお寺だったと知りました。
紅葉シーズンには多くの観光客が訪れますが、年々観光客が減少しているのも現状です。
私は百済寺繁栄の時代を象徴する「百済寺樽」を現在に復活させ、
「東洋一」と呼ばれていたころの賑わいを取り戻したいのです。
多くの人に百済寺の知られざる歴史と自然と一体になれるあの感動を感じていただきたいと強く願っています。(比嘉隊員)
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